私の取り扱い方〜秋〜

2021.10.01.

今日から10月。

すっかり秋。

夏好きの皆さん、もう夏は終わってしまったと諦めざるを得なくなりましたね・・。

秋といえば、食欲の秋ですが、季節の美味しいものはいただいてますか?

私は、秋に実るものが大好きです。

栗、かぼちゃ、さつまいも、梨、新米。

そして季節の旬のものをいただくのはアーユルヴェーダの食事でも勧められます。

知れば知るほど、旬のものをいただくことは身体のバランスを保ってくれると理に適っていて毎回驚きの連続。

そうそう、秋ってなんか切なくなったり、感傷的になったりしませんか?

アーユルヴェーダに出逢ってからは自分の扱い方が分かり、こういったことはなくなったのですが、
数年前までは秋冬が本当に辛かったのを思い出します。

手足は氷のように冷たく、じんじんして痛く眠れない、なんか無性に気持ちが落ちる。

(秋冬になぜか失恋をすることが多かったのも影響はあるかも知れないです。)

季節によって、自分の取り扱い方を年中同じにしてたらそりゃバランス崩れるわっていう話。

今回は、「秋の自分の取り扱い方」についてです。

出来るだけアーユルヴェーダの言葉を使わないように説明します。

出来るだけ・・・。

アーユルヴェーダの基本の考え

初めて聞く人は、はぁ?って思うのかな。

人も、目に見える自然も、宇宙も同じものからできているのがアーユルヴェーダの基本なんです。

人は機械でない、この世に産まれたら必ず死ぬ時がくる。自然界と全くおんなじなんですよね。

まずはそこの理解をしてみてくだされ^^

ほんで、秋は、大きく分けて3つに分かれる。

9月ごろから初秋、10月頃から中秋、冬に入る直前を晩秋。

毎年、気候は少しづつ変わるから大まかにここでこう決めさせていただきます。

10月は夏の暑さも和らぎ、秋の風が心地よく吹く時期で、中秋。

また季節というのは、突然ぱって変わるのでなく、徐々に変化していくもの。

さっき、人は自然の一部であると伝えましたね。

季節が変わっていくように人も自分の取り扱い方を変えていくとバランスを取りやすいのです。

季節の変わる時期に体調を崩す方いますよね。

そういった悩みをお持ちの方は、そこに注意を払っていくといいですよ。

分かりやすくいうと、みんな衣替えをしますよね。

暑いときは半袖を着て、肌寒くなる季節になったら、長袖を着たり、シャツを羽織ったりします。

その感覚で、食事やちょっとした行動を変えていくんです。

乾燥して寒くなったら、オイルを塗ったり温かいものを食べる、こんな感じですよ^^

秋の私の取り扱い方

秋は、夏の太陽の力がまだ体に残っていて、そのバランスが過剰にならないようにするのがいい。

簡単にいうと、火を落ち着かせるイメージ。(ピッタを鎮める。)

これは夏の終わりから秋にかけての気をつけたいことです、初秋。

<控えたい食べもの>

・アルコール

・カフェイン

・刺激物(ニンニク、玉ねぎ、唐辛子)

・精製された砂糖など

言動もあるけど、書ききれないからまた別の機会にします。

これから冬に向けては、空と風のエネルギー(ヴァータ)が増えるので、これらがオススメ!

<オススメの行動>

・温かいものを食べる

・耳、頭、首を冷やさない。ストールなどを巻く。

・季節の野菜や果物を食べる。

・セサミオイルを使ってマッサージ。(アヴィヤンガ)

行動はどうかな?
分かりやすいものを書いたけど、アヴィヤンガはハードル高くてやったことない方も多いですよね。

近々、限定されてしまうけど、

OMYOGAで秋の過ごし方のWSを開催しようと思ってますので、ご興味ある方はご参加ください^^

アーユルヴェーダの話は、根本を伝えようとするとここでは書けないくらいマニアックな話になってしまうんだけど、

そこが基礎であとは応用でしかないんです。

是非今の季節、秋の自分のセルフケアとして取り入れてみてください。

とっても簡単なことなのに、少し取り入れるだけで、バランスが整うのがすぐに実感できると思います。

これから秋冬に向かって、消化力は高まっていく時期だけど、アーユルヴェーダの基本は食べ過ぎない。

私には、これが難しいけれどこの2,3年で随分変わってきていると思います。

食べ方は自分の取り扱い方でもあると感じてます。

これは、ファスティングで気づいたことでもあります。これについてはまた今度。

結局必要なのは気づきの力

よく私の体質に合うのはなんですか?って言われるんだけど、

100人いたらみんな顔が違うように、みんな持っているエネルギーバランスは変わるんです。

だから結局は、自分に気づく力が一番大切で、自分が自分を知らなきゃあかんのです。

それには、やはりヨガがオススメなんですよね。

まずは身体というものを見て、観察していく。
そこから、気づきの力を持って、心やさらに身体の繊細な部分に目を向けていく練習。

あぁ、果てしない旅だ。

でも、自分の自己探求は楽しい!